今、気になっていることは「航空会社のパイロットになるには?」ですがこんなニュースがあります。

10年に入って、警察署長役で出演した「猿ロック THE MOVIE」(2月27日公開)や俳優の小栗旬さんの初監督作「シュアリー・サムデイ」(7月17日公開予定)、仲村トオルさんと共演した阪本順治監督のミステリー映画「行きずりの街」(秋公開予定)など出演作が続々と公開される小西真奈美さん。
ドラマにも数多く出演し、30代に入って、女優として油が乗ってきた。
2月には「第64回毎日映画コンクール」の女優主演賞を受賞し、女優の仕事は「一生続けたい」と話す。
40、50代になったら「経験や人生を重ねてきたからこそ出てくる深みを出したい」と目を輝かせる。
【細田尚子】
【写真特集】小西さんが女優の仕事について語ったインタビュー
現在公開中の「猿ロック THE MOVIE」(前田哲監督)は、芹沢直樹さんが「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中のマンガが原作で、09年に読売テレビ・日本テレビ系でドラマが放送された。
映画版は、東京の下町にある鍵屋の息子で、「開けられない鍵はない」と豪語している「サル」こと猿丸耶太郎(市原隼人さん)が、マユミと名乗る美女(比嘉愛未さん)の依頼でスポーツクラブの金庫を開け、取り出したトランクのために、ヤクザや警察署署長の水樹(小西さん)から追いかけられるはめになる......というストーリー。
初めての警察官役で制服に袖を通した小西さんは、「なんか最初、(制服姿を見て)笑っちゃって。
強い女性なんですけど、衣装合わせのときに着替えて(スタッフの前に)出てきたら、みんなが和やかな空気で迎えてくださって......。
すごくすてきな服だなと思いましたね(笑い)」と制服の魔力?にとりつかれた様子。
制服姿は初めてとは思えないほどぴったりで、凛(りん)とした雰囲気が小西さんにマッチしていた。
主演の市原さんとは06年公開の映画「天使の卵」で共演した気心が知れた仲だ。
「前のときもそうだったんですけど、全然お芝居について語り合ったことがなくて。
空き時間も他愛もない会話をしていたんですけど、いざカメラの前に立つと市原くんが全身で向かって来てくれるので、お互いに遠慮なく役柄同士の感情をぶつけ合えることができて、すごくよかったですね」と役に全力で向き合うことができたという。
小西さんは映画から登場するキャラクターのため、ドラマで既にチームができている中に入っていくことには、「やりにくいことはなかったです。
逆に猿くん側と警察という(対立する)面があったので、初めてレギュラーメンバーとかかわれたのが、いい距離感だったんじゃないかなと思いました。
仕上がりを見ても物語のテンポといい、商店街チームのにぎやかさとピシッとした警察側と(の対比)がすごく面白く描けていたので、よかったんじゃないかなと思いました」と笑顔だった。
警察署長の水樹は正義の人のように見えて、何かを企てているような多面的な人物。
小西さんは「他人をだますような人に見えるけれど、それだけじゃなくて、彼女の中にすごく純粋な部分があって、警察の体制を変えたいと思ってる。
ただそのやり方が他人を巻き込んだり、傷付けたりする方向に行ってしまう、ある意味切ない部分を持った女性なんじゃないかと思ったんですね。
だから強さと同時にピュアな部分を持っているまっすぐな人を描きたいなと思いました」という。
表情の作り方も「あんまり感情を出さないし、せりふでも語らないので、微妙なさじ加減をどうするか、前田監督とよく話し合いました」と気を遣った。
前田監督は「ブタがいた教室」(08年)など、心温まる作品を生み出してきた。
監督について小西さんは「すごく役者の思っていることを大事にしてくださる監督で、最善の方法をギリギリまで考え、全部組み立てを変えたり、よりよい方向に伝わりやすさを最優先してくださる方なので、一緒に物作りをしている感じがして、すごく楽しかったです」と撮影を振り返る。
ヨコハマ映画祭でも受賞し、毎日映画コンクールと続いて主演女優賞に輝いた小西さんは、受賞について「初めて主演させていただいた作品でいただいたので、なんてありがたいんだろうと思いました。
なんてすごいご褒美をいただいちゃったんだろうって」と喜び、女優の仕事は「一生続けたい」と話す。
「見てくださった方の気持ちが前向きになったり、いい方向に向かったりする手助けができたらいいなあと、そんなきっかけになれたらうれしいなというのをいつも感じて(演技して)います」と女優の仕事に意義を感じているようだ。
「40、50代になったら、経験や人生を重ねたからこそ出てくる深みだったり、ちょっとした仕草やたたずまいも違ってきていると思うんです。
その人の人生がより表れてくる年代だと思うので、そういう演技が役を通してかいま見えたら、『いい人生を重ねてきているんだろうなあ』というふうに思っていただけるような人(女優)になりたいです」と"一生女優宣言"も飛び出した。
次回は、最近始めたクラシックバレエの話や生き方のポリシーなど、小西さんの横顔に迫る。
<プロフィル>
1978年10月27日、鹿児島県出身。
つかこうへい劇団に入団し、98年、舞台「寝盗られ宗介」で女優デビュー。
舞台を中心に活動を続け、01年にNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」でヒロインのライバルとなる女医を演じ、評判となる。
02年、映画「阿弥陀堂だより」で日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人俳優賞を受賞。
その後、「天使の卵」(06年)、「UDON」(06年)、「叫」(07年)、「Sweet Rain死神の精度」(08年)など多くの映画に出演。
「のんちゃんのり弁」(09年)で10年の毎日映画コンクールで女優主演賞を受賞した。
おもなドラマの出演作に「きらきら研修医」(TBS系、07年)、「あしたの、喜多善男~世界一不運な男の、奇跡の11日間~」 (フジテレビ系、08年)、ドラマW「パンドラ」(08年、WOWOW)、主演した「小児救命」(テレビ朝日系、08年)など。
公開待機作に「行きずりの街」、小栗旬さんが初監督した「シュアリー・サムデイ」などがある。
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最終更新:3月4日19時28分
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